インドネシアについて
国情報
インドネシアは、赤道を挟んで17,500以上の島々からなる世界最大の群島国家です。多くの島々が地理的に孤立し、地形形成の古い歴史を持つことから、世界でも有数の生物多様性を誇る国として知られています。
世界にある36か所の「生物多様性ホットスポット」のうち、2か所がインドネシアに存在します。さらに、世界に17ヵ国しかない「メガ・ダイバーシティ国家(生物種や固有種の多い国)」のひとつとして国際的にも高く評価されています。
インドネシア国内に生息する脊椎動物(魚類を除く)は合計2,906種とも言われ、そのうち927種が固有種です。また、約30,000~35,000種の植物が自生していることが知られており、世界トップクラスの極めて高い生物多様性を有しています。
共同研究先
インドネシア農業近代化庁(Badan Perakitan dan Modernisasi Pertanian:BRMP)※ は、1974年にインドネシア農業研究開発庁(IAARD)として農業省傘下に設立された組織であり、 インドネシア全土に広がるネットワークを持っています。時代に合わせて名称や組織体制を柔軟に変えながらも、設立当初から変わらぬ目的に向かって革新を続けている組織です。
インドネシアの農業分野における革新的な技術の策定、設計、応用の推進に取り組んでおり、近代的な技術と手法を通じて、インドネシアの農業をより近代的かつ効率的な産業へと発展させることを目標としています。
弊社は、5つの研究所と共同研究契約を締結しており、各研究所が保有する権限に基づき遺伝資源に関する包括的なアクセス権を有しています。
※英語名:Indonesian Agency for Agricultural Development and Modernization (IAADM)
| 共同研究している研究機関(庁) (契約時の名称) |
|---|
| ISMCRI(薬用植物研究所) |
| ICSFRI(柑橘・亜熱帯研究所) |
| IOCRI(観賞植物研究所) |
| ISFCRI(甘味・繊維研究所) |
| ILETRI(豆芋研究所) |