GC-MS受託分析サービス 新オプション 「Pocket Nose」(特許出願中)2026年2月よりスタート

 当社は、新規事業開拓の一環として、生物遺伝資源(主に植物)を利用した研究開発を推進しており、分析・解析・評価技術を駆使した候補探索、および事業化に取り組んでおります。
 また、保有する高度な分析技術をお客さまに提供する受託分析サービスを2025年4月より開始しており、多くのご利用をいただいております。
 このたび当社は、受託分析サービスの「ガスクロマトグラフ質量分析計(GC-MS)を用いた香気成分分析サービス」(以下、GC-MS受託分析サービス)において、新オプション「Pocket Nose(ポケット ノーズ)」の提供を2026年2月より開始しますのでお知らせいたします。

Ⅰ.概要
 「Pocket Nose」は、遠隔地への送付や携行が可能で、時間や場所を限定せず香気成分を捕集できるユニットです。

<サービスの流れ>

Ⅱ.背景

  • GC-MS受託分析サービスの提供を開始して以降、分析サンプル(香気成分)の送付が難しいケースもあることから、現地での直接捕集のご要望を多数いただいております。
  • 市販されている既存の捕集剤は、製品(真空パック)を開封した瞬間から捕集が始まるため、分析対象の捕集を開始する前に不必要な香気成分まで捕集してしまう問題がありました。「Pocket Nose」はこの問題を解決し、研究開発・商品開発の促進に寄与します。

Ⅲ.特長

  • 従来は全ての分析サンプルを当社までご送付いただき、当社で香気成分の捕集を行っていましたが、「Pocket Nose」により現地での直接捕集が可能となります。
  • これにより分析サンプルの収集および送付に伴うお客さまのご負担を軽減できます。

【分析プロセスの概要】

  • 「Pocket Nose」は2つの捕集剤(ターゲット用とリファレンス用)を実装しています。
  • 製品開封後、香気成分の状態を均一に保つため、分析対象の捕集を開始するまで両捕集剤を同一空間に収納します。
  • 香気成分の捕集時には、両捕集剤の空間を遮蔽し、ターゲット用捕集剤のみで捕集を行います。
  • 分析時には、ターゲット用で得た成分からリファレンス用で得た成分を排除することで、分析対象の香気成分のみを抽出することができます。

Ⅳ.本サービスに関する売上・損益計画
 現時点では非開示とします。

以 上

>>リリース文書(PDF)

本件に関するお問い合わせ先
平田機工株式会社 研究開発本部 遺伝資源研究開発部
TEL:096-272-5528
E-mail: h_analysis@hirata.co.jp